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2023年9月20日 (水)

インパチェンス、インペイシェンス、我慢できない

「インパチェンス」という花をご存知ですか?

ガーデニングに興味のある方ならほぼご存じの、人気の一年草です。

春先のパンジー、夏のインパチェンス、という感じで、一年草の代表選手と言ってもいい一般的に普及している花だと思います。

一年草は、毎年植え直さなくてはなりませんが、魅力はなんといっても花期が長いことです。

春のパンジーは夏まで3ヶ月間ずっと美しく咲き続けてくれますし、夏のインパチェンスも秋までずっと咲いてくれます。

赤、ピンク、赤紫、白の華やかな美しい花を咲かせ反日陰でも咲いてくれるインパチェンスですが、今年のStudio26の庭では赤紫のインパチェンスを植えました。

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中央のシンボル鉢も、夏の花に植え替え、赤紫のインパチェンスも植え付けました。

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中央の鉢にはインパチェンス(上)に同色のトレニア(下)を合わせて植えました。

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さて、インパチェンスの名前。調べてみると

   花名のインパチェンスは、ラテン語の「impatient(我慢できない)」が語源、
とあります。
英語のimpatience(インペイシェンス)ですね。
何が我慢できないのか。
実が弾け飛ぶのを我慢できない、のです。
というと、なんのこっちゃ、ですが、
機が熟した実に触ってみると、
「あぁ、はい、なるほど!!」 
となること、請け合いです。
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花の中央に実になる部分があり、花後、実が膨らんできます。
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成熟した実に少し触れるだけで破裂し、中の種が弾き飛びます。
ちょっと同じ色で見えづらかったですが、後でタネが弾き飛ぶことを考えて、ホスタの大きな葉っぱを敷いた上にある程度熟した実が中央に置いた図  ↓
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この膨らんできた実に触れると、一瞬でくるっと実が弾けます。
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バネ仕掛けのように、いきなりくるっとはじけてタネを飛び散らせます。
その動きが早いのなんの、あの紡錘体がどうなってこんなチョココロネみたいな形になるかはいつも見届けられません。
ほんとに我慢できないギリギリまで膨らんでいたのでしょう。インペイシェンスな実なんです。
指先できゅっと押して、パーンのこの感覚、他ではなかなか味わえない面白い感覚です。
お家にインパチェンスが咲いていたら、是非、熟した実を探してキュ、パーンを楽しんでくださいませ。
Cafe Studio26に秋にお越しの際は、庭で熟したインパチェンスの実を見かけたら是非キュ、パーンをどうぞ。
 
 

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