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2020年3月 4日 (水)

Studio26 のこと Cafeのこと

「藻岩山と豊平川の間にある小さな古民家がStudio26として生まれ変わったのは2014年。

 

262019_20200304164301Studio26の外観

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英文学者だった亡き主が遺した沢山の洋書をなんとか保存したい、と小さな古い家は取り壊しをまぬがれました。

 

Img_4800s一階メインルームの本棚

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Img_4795s一階ペチカ上「集全テーゲ」

 

ピアノ弾きの嫁がいて ヴァイオリン弾きの孫がいて 音楽を愛する家族がいて

「ピアノでもあれば小さなコンサートでもして楽しめるのだけど。。。」

と口に出した途端、不思議な素敵なご縁がつながって

とても大切にされていた大きなピアノを寄贈いただく運びになったのでした。

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 26_20200304223401一階ピアノと花

 

まずはピアノをお迎えするために和室の畳を剥がして床を頑丈に補強する大工事。

そして天井はピアノの音が響くよう切り取られて吹き抜け天井に変身しました。

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                                                ピアノ上の吹き抜けと二階天


英文学の古い本たちにあわせてイギリスの古いステンドグラスや古いイギリスの調度品もやってきました。

 Photo_20200304172801イギリスの古いステンドグラス

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  Photo_20200304172901階吹き抜けスペース周辺

   

前からあったレトロなものと新しくきたレトロなものたちはしっくりと調和しました。

それまで空き家だった小さい古民家は音楽と庭と文学と古いものの醸す温もりのある空間に生まれ変わりました。

 Photo_20200304172902一階元書斎    

  262019_2一階メインルーム

 

柱を残して壁を壊して部屋をつなげると、三つの窓から庭がよく眺められるようになりました。

 

      庭の花たち
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この空間を愛する方々のご要望で、短い時間ですがTea Salon《都忘》として2015年2月からお客様をお迎えすることになりました。

木曜日だけの週一カフェ「都忘(ミヤコワスレ)」として出発しました。

ミヤコワスレは花の名で、Studio26の玄関横を通って奥の庭に行く小径沿にびっしり植っているのがミヤコワスレです。この家を建てた今は亡き女主が植えた数株のミヤコワスレをStudio26庭師のU子が20年かけて株焼け、移植して増やしました。

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コロナの時代を迎え、ずっとお休みをいただいており、店主の美子が引退を宣言、美子の弟で裕子の夫・知彦が定年退職を迎えたことで、Studio26の管理・運営を引き継ぐことになりました。

2023年5月より再びCafe再開いたします。

曜日13:00~17:30 

お待ち申し上げます。

 

 

 

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